こんばんは。
株式会社ピースフラットシステム 代表の片川です。
今回は「システム開発」とかいうクソ堅い内容を
大人気アニメ「進撃の巨人」を交えながら説明していこうと思います。
正直とっつきにくいシステム開発を、
大人気アニメのメンバーと共に学ぶことができるなんて、
素敵なブログすぎますね(?)
開発メンバーは"調査兵団"
システム開発はチーム総力戦です。
システムを作るからと言って、エンジニアだけいればいいわけではありません。
進撃の巨人の調査兵団も同様に、それぞれ強みがあるメンバーが集まって、
巨人に立ち向かうことができていました。
そこで、進撃の巨人の登場人物を、
システム開発でのポジションと紐付けてみましょう。
- エルヴィン・スミス(=プロジェクトマネージャー)
調査兵団団長として、圧倒的な統率力で、巨人を窮地に追い詰めました。
また、
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」
というアルミン(本記事でも後ほど登場)の名言の通り、
エルヴィン団長は味方の命を犠牲にしてでも、人類の勝利を優先する、
"悪魔的側面を持つリーダー"でした。
これらはまさに、
システム開発の「プロジェクトマネージャー」に求められる能力となります。
※以下プロジェクトマネージャー=PM
- 限られた予算
- 限られた人的リソース
- 限られたスケジュール
- 立ちはだかるクライアントの要望
このような状況の中、PMはプロジェクトを成功させる必要があります。
難易度の高いシステム開発のプロジェクトを成功させるには、
プロジェクトメンバー全員の機嫌を取っている暇はありません。
プロジェクトの成功に寄与しない要望が増えれば、容赦なく切っていき、
パフォーマンスの悪いメンバーは残業の犠牲に...というのは冗談ですが、
PMはどんな手段を使ってでも、圧倒的な統率力でプロジェクトを成功に導きます。
- アルミン・アルレルト(=テックリード)
敵はいつもありえない巨人の力を使って、調査兵団を追い込んできました。
そんな中、アルミンは持ち前の頭脳を使って、
数々の窮地から調査兵団を救ってきました。
システム開発も同様、日々数々のトラブルが発生します。
開発の現場では、敵(コンピューター)はいつも予想外のエラーを出し、
人類を苦しめてきます。
手元のPCでは正常に動いても、
実際にシステムを稼働させると、手元のPCとのアクセス量の違いで、
最初は味方だと思っていた仲間(サーバー)も、
急に我々を裏切り、追い詰めようとしてきます。
そんな時、テックリードは持ち前の技術領域への知見で、ピンチから救ってくれます。
「もーどうしたらいいの?こんなエラー、意味わからなすぎる」
こんな時でもテックリードは
「あーここをこうしたらいいね」と数秒で解決します。
私自身もテックリードに何度救われたか、という感じです。
システム開発のプロジェクトにおいて、テックリードは脳みその役割となります。
- リヴァイ・アッカーマン / ミカサ・アッカーマン(=エンジニア)
リヴァイ、ミカサは巨人の力を持たずとも、
9つの巨人をも上回る圧倒的な戦闘力で、人類の勝利に貢献してきました。
システム開発でも、統率力のあるPMと、脳みそとなるテックリードがいても、
肝心のシステムを作る"戦闘力"がないとプロジェクトは完遂できません。
エンジニアはその戦闘力(プログラミング力)で、数々のシステムを構築します。
また調査兵団にも数々の兵士がいて、
中でもリヴァイ・ミカサの力が秀でているように、
システム開発でも「エースとなるエンジニア」がいることで、
開発力は飛躍的に向上します。
「10人エンジニアがいるよりも、1人の天才エンジニアが作った方が早い」
なんて言われたりもするように、
圧倒的な戦闘力のあるエンジニアを抱えたチームは、
システム開発の現場では"敵なし"とも言えます。
ただ、天才エンジニアは単価がクソ高いですし、
どこからも引っ張りだこなので、
そこら中に転がっているわけではありません...
実際、日本のIT企業はどこもエンジニア採用には苦戦しています。
リヴァイもかつては地下街のごろつきでしたが、
かなり紆余曲折あって、調査兵団に加入しました。
「是非調査兵団に入りたいんです!」
というキラキラ動機の新兵とリヴァイは違います。
同様に、企業側は努力もせず待っているだけで
「御社に是非入りたいんです!」
なんて天才エンジニアが現れることはありません。
※リヴァイの調査兵団加入については、進撃の巨人「悔いなき選択」を参照
システム開発の現場では、天才エンジニアの獲得も重要ですが、
それ頼りだと少し再現性に乏しいため、
「色んなレベルのエンジニアが集まっても問題なくプロジェクトが進む」
仕組みづくりも重要と言えます。
- エレン・イェーガー(=????)
何と言っても進撃の巨人は主人公のエレンが魅力的ですよね。私も大好きです。
エレンは幼くして目の前で母親が巨人に食べられる、
という残虐な経験をしたことから、
「世界から巨人を駆逐する」という"強い信念"を持つようになります。
「モノ作りには十分のメンバー」が揃っても、
プロジェクトが失敗することもあります。
ではどうすればプロジェクトは成功するのでしょうか...
やはり最後は、"強い信念"です。
では、どのような信念が問われるのかと言うと、
この世からバグを駆逐する"強い信念"
です。
そう、エレンはシステム開発でいうところの、テスターです。
精鋭メンバーを集め、順調に開発が進んできても、
システムのバグを「0」にすることは、極めて困難です。
とはいえ、バグのせいで、
ユーザーが使えないシステムを提供するわけにもいきません。
そこで開発の現場では、テスターがシステムの動作をテストします。
テストをして、バグを洗い出し、
エンジニアが修正する工程を踏まえて、システムの品質を担保します。
ただこのテストも、漫然と行うだけでは、バグを取りきれません。
エレンのように、
「この世から一匹残らず、バグを駆逐してやる」
そんな"強い信念"を持つテスターがいれば、
きっといいシステムができあがるでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
少しとっつきにくいシステム開発も、
進撃の巨人メンバーとなら、学べたのではないでしょうか。
それでは今日はこのへんで。
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